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むちうちの通院先

  • 文責:弁護士 上田佳孝
  • 最終更新日:2021年6月22日
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1 むちうちの通院先

むちうちになった場合の通院先として考えられるものとしては、主に病院と接骨院・整骨院が考えられます。

他に鍼灸院、整体なども考えられます。

2 病院

原則として、通院先が病院であれば特に問題はありませんが、通院先の診療科については注意が必要です。

むちうちの場合、整形外科、リハビリテーション科等に通っておく方が安心です。

中には、内科、外科などに通っている方もいますが、できれば避けた方が無難です。

内科、外科の医師でも、医師である以上、むちうちについての診察等は可能ですが、専門医でないため、作成された書類の信ぴょう性が専門医と比べるとやや低く見られがちであり、争いが起きた際に不利になる可能性があります。

3 接骨院・整骨院

原則として、接骨院・整骨院についても問題ありません。

ただし、接骨院・整骨院の通院については、厳格にその必要性等が争われた場合には立証の点に注意が必要です。

可能な限り医師の同意を得ておくのがよいでしょう。

医接連携を実施している病院、接骨院・整骨院もあります。

そのようなところに通っておくと、不利になる可能性も低く、安心です。

4 鍼灸院

鍼灸については、原則としてその費用が賠償対象になりません。

鍼灸は、治すための治療とみられておらず、治療の必要性、相当性がないと判断されてしまうことが多いです。

ただ、鍼灸院は、そのことをよくわかっているので、交通事故の場合、医師の同意を得るよう指示されることが多いです。

ですので、実質的に問題となることが少ないものです。

万が一医師の同意を得るよう指示されなかった場合には、医師の指示を得ることについて、鍼灸師に確認すると安心だと思います。

5 整体

整体は、原則としてその費用が賠償対象になりません。

整体については、接骨院・整骨院との区別を理解せずに通院されている方がいます。

院の名称も接骨院・整骨院との区別が難しいこともあります。

間違って通院して費用が賠償されないという事態にならないよう注意しましょう。

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