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自損事故でむちうちになった場合はどのような保険を使えるのか

  • 文責:弁護士 森田清則
  • 最終更新日:2025年1月15日

1 自損事故でも使える保険はある?

ご自身が自己の過失で事故を起こしてしまった場合、残念ながらむちうちになったとしてもその治療費等については原則的にはご自身が負担をせざるを得ないことになります。

もっとも、以下に述べる保険が適用できる可能性がありますので、その点は確認していただければと思います。

2 人身傷害保険について

ご自身の保険で人身傷害保険特約に入っている場合には、治療費のみならず、休業損害や慰謝料を含め、すべてご自身の保険会社が支払いをしてくれます。

ですので、もし自損事故でむちうちになってしまった場合には、ご自身の保険に人身傷害保険特約が付いているかをぜひ確認してください。

また、もしまだ事故に遭っていなくてこの記事を読んでいただいている方は、ぜひすぐにご自身の自動車保険に人身傷害保険特約が付いているかを確認してください。

人身傷害保険特約に加入してさえすれば、自損事故のみならず、加害者車両に当て逃げをされたり、ご自身の過失が大きい事故に遭ってしまったりしたような場合でもしっかり補償を得ることができるので、もし加入されていない場合には自衛のためにぜひ加入されておくことをおすすめします。

3 労災保険について

自損の交通事故が、通勤中又は仕事中の事故であった場合には、労災を使える可能性があります。

労災保険からは、慰謝料等は出ませんが、医師が必要と判断した範囲で治療費や休業損害についての補償がおります。

仕事に関係して自損事故を起こしてしまった場合には、会社または労基署に確認をして労災保険が適用できないかを検討すると良いでしょう。

4 健康保険について

人身傷害保険の加入がなく、労災の対象事故でもない場合には、ご自身の健康保険を使うことを検討してください。

健康保険を使うことができれば、ご自身の自己負担金額を抑えて通院をすることができます。

健康保険を使うことができるか心配な場合には、ご自身の加入されている組合等に確認していただくと安心です。

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